〜アートポスターの基礎知識〜

アートポスターをお部屋に取り入れる意味

日本では「絵を飾る」という習慣はまだまだ根付いていませんが、北欧では絵やアートを飾ることで、空間に彩りをプラスしたり、暮らしが豊かになったりするという認識が一般的です。ではなぜそもそも絵やアートを飾ることが暮らしを豊かにしてくれるのでしょうか?

 

人の目線を意識し、フォーカルポイントをつくる

普段生活をしていてあまり意識することはないですが、私達は生活する上で目線の先には常に「壁」があると思います。誰も床や天井を見て生活していないですよね?人の目線の先にある壁を上手に使い、フォーカルポイントをつくってあげることがインテリアを上手にまとめるポイントになってきます。

 

 

フォーカルポイントとは「注視点、目を引く点のこと」という意味ですが、空間においての意味は「ある空間に入った時に視線が集まるところ」という意味になります。例えばお友達の家に行った時に、お部屋に入ってすぐ美しく活けられたお花が飾ってあったとします。これも空間でいうフォーカルポイントになるのです。今回お伝えしたいフォーカルポイントは「アートポスターを飾ること」ですが、ひとつの空間にひとつのフォーカルポイントをつくると、メリハリのあるインテリア空間になるのです。

 

絵を飾ることで空間がどのように変化するのか?

では絵を壁に飾ることで空間がどのように変化をするのか?実際に写真を見ながら空間の変化について見ていきましょう。

 

①空間に彩りを加えてくれる

絵を飾った空間と飾ってない空間を比較してみましょう。

before

 

after



壁に何も飾られていない空間よりも、絵がある空間の方が全体的に華やかになり、一気にオシャレな雰囲気になりました。先程紹介をした、人の目線の先にフォーカルポイントをつくってあげることで、空間にメリハリが出るようになります。

 

 

②季節感や個性が出せる



アートのデザインによっては季節感を感じさせるものもあるので、季節の移り変わりに合わせて絵を変えてみるのもお部屋の雰囲気が変わって楽しいと思います。また自分のお気に入りの作品を選ぶことで空間に個性が出せます。お部屋のイメージを変えるのにインテリアや家具を変えるとなると大変ですが、アートポスターを飾ることで気軽に季節感を表現することや、空間に個性を出すことができるんです。

 

 

アート作品の選び方について

さまざまな種類の絵やアート作品がありますが、結局のところ「どんなものを選んだらいいのかわからない。」と悩んでいる方が多いと思います。自分の好きな作品を直感で選ぶことも大事ですが、アート作品を飾る場所や空間に合わせた物を選ぶことも、心地良い空間を作る上でとても大事になってきます。初心者の方にもわかりやすい、アート作品の選び方のコツをご紹介します。

 

①モノトーンの絵を選んでみる



まずはモノトーンでシンプルに描かれた絵やアート作品を選んでみてください。カラフルなものを最初に選んでしまうとインテリアとケンカしてしまう可能性があるからです。モノトーンの絵やアート作品であれば、お部屋のインテリアに合わせやすく、空間にも馴染みやすいのでオススメです。

例えばTOCO LIFEで取り扱いのある津島タカシさんの絵。動物が描かれたシリーズはモノトーンでとてもシンプルに描かれた作品ですが、デザイン自体にとてもインパクトがあります。空間にしっかりと馴染みつつ、リビングのいいアクセントにもなります。

 

 

②アート作品とインテリアのテーマを決める

 

 

先程もお伝えした通り、直観で好きな作品を選ぶことも大事です。ですが「その絵自体を飾りたい場所のイメージに合うかどうか」、これが心地いい空間を作る上で重要になってきます。絵やアート作品を選ぶ基準としてまず「空間のテーマを決める」こと。
例えば「自然」をテーマに空間のイメージを決めます。上の写真のように、アート作品はナチュラルなテイストのオリーブの絵。ナチュラルテイストに合わせて観葉植物を飾ったコーディネートです。インテリアのテーマを決めることで、アート作品もインテリアもうまく馴染み、心地良い空間が生まれるのです。

 

作品のサイズについて

お住まいのお部屋のスペース、空いている壁のスペースは人それぞれです。

可能な限りサイズ展開を幅広く用意することで、ご購入いただくお客様に好きな作品を好きな大きさで購入していただきたいと考えています。是非サイズ一覧を参考にしながらご自身のスペースに合うサイズを選んでみてください。

*アーティストの意向や作品データの解像度により、販売サイズが限られている場合もございますが、ご了承ください。

 

 

poster ポスター印刷について

全て厚手のマット用紙に印刷されます。色の再現性の高い12色インクを使用し、高級感のある仕上がりになっています。

 

Giclee ジークレーとは?

近年、 世界中のプロの写真家や芸術家により採用されているジークレーは作品を最高品質で複製するための、いわゆるデジタル版の版画技術のことです。ジークレーには、フランス語で『インクを吹き付ける』という意味があり、顔料インクを非常に細かい粒子で印刷用紙に直接吹き付け印刷します。

この方法により、作品の微妙な色合いや細かなニュアンスなどを再現することができます。専用の高級用紙とインクを使用したジークレーは耐久性が非常に高く、その寿命は*100年以上とも言われています。(*ハーネミューレ社 公式HPより)